【ニキビ跡(赤み)にトライフィル(Trifill Pro)は効く?】経過・ダウンタイムと効果の目安
※最終更新日:2026年8月27日
ニキビ跡の赤みは、自分でケアしても変化を感じにくい悩みのひとつです。トライフィル(Trifill Pro)は、瘢痕組織にアプローチする選択肢の一つです。経過は赤みが3〜10日、腫れが1〜7日、メイクは3日後から目安とされています。ダウンタイムは5〜14日程度で、深い瘢痕では内出血が出ることもあります。この記事では、トライフィル(Trifill Pro)がニキビ跡の赤みにどう作用するか、経過の流れ、注意点を整理します。
トライフィル(Trifill Pro)はニキビ跡(赤み)にどう作用するか
トライフィル(Trifill Pro)は、CO2ガス機器と薬剤注入装置を組み合わせた施術です。韓国MCURE社が開発した装置で、瘢痕組織にCO2ガスを注入することで真皮〜皮下の癒着を物理的に剥離し、できた空間に施設選択の薬剤(ヒアルロン酸/PRP等)を導入します。瘢痕の再癒着抑制を狙った設計となっています。
ニキビ跡の赤みは、炎症後の血管拡張や色素沈着が関わっていると言われますが、凹凸を伴う瘢痕性のニキビ跡では、真皮〜皮下の線維化した組織が土台を引きつけていることがあります。トライフィル(Trifill Pro)は、この線維組織の癒着を物理的に緩め、空間を作ることで、組織の再構築を促す仕組みです。
CO2ガスは専用カニューレで皮下に送り込まれ、瘢痕の硬さや癒着の度合いによって注入量が調整されます。その後、施設によって選択された薬剤(ヒアルロン酸、PRP、成長因子等)が同じ空間に注入され、再癒着を抑えながら組織の整いをサポートします。赤みそのものを直接消す仕組みではなく、瘢痕の土台を整えることで、結果として肌表面の印象が変化する可能性があるという位置づけです。
※トライフィル(Trifill Pro)は、真皮〜皮下の瘢痕線維部に作用し、癒着を物理的に剥離する仕組みです。
期待できる変化と回数の目安
トライフィル(Trifill Pro)は、1回の施術で瘢痕の癒着を緩める空間を作りますが、組織の再構築には時間がかかるため、効果の実感には個人差があります。一般的には、3〜4週間後から肌の土台が整い始め、凹凸の印象が柔らかくなる方もいると言われています。
施術の回数は、瘢痕の深さや範囲によって異なります。軽度のニキビ跡では1〜2回、深い瘢痕では3〜5回程度が目安とされることが多いですが、これはあくまで平均的な例です。施術の間隔は4〜6週間あけるのが一般的で、組織の再生を待ちながら次の施術を検討します。
赤みそのものは、瘢痕の凹凸が整うことで相対的に目立ちにくくなる可能性がありますが、色素沈着や血管拡張が強い場合は、別の選択肢を併用することもあります。トライフィル(Trifill Pro)は「赤みを消す」施術ではなく、「瘢痕の土台を整える」ことで印象を変える方向性の施術です。
※効果の実感は3〜4週間後からが目安で、回数は瘢痕の深さにより1〜5回程度とされています。体感には個人差があります。
経過とダウンタイム
当日〜3日目:赤み・腫れが目立つ時期
施術直後から、注入部位に赤みと腫れが出ます。赤みは平均3〜10日続き、腫れは1〜7日程度が目安です。深い瘢痕では内出血が出ることもあり、この場合は黄色〜紫色の跡が1〜2週間残ることがあります。当日は肌が敏感な状態のため、洗顔は軽く済ませ、こすらないよう注意します。
メイクは3日後から目安とされていますが、赤みや腫れの程度によっては、もう少し待つ方が良いこともあります。施術部位以外のメイクは翌日から可能な場合もあるため、クリニックで確認してください。
4日目〜1週間:赤み・腫れが引き始める
赤みは徐々に落ち着き始め、腫れも引いてきます。内出血がある場合は、黄色がかった色に変わり、コンシーラーで隠せる程度になることが多いです。この時期から、肌のごわつきや硬さを感じる方もいますが、これは組織が再構築される過程の一時的な反応です。
洗顔やスキンケアは通常通り行えるようになりますが、注入部位を強くこすったり、マッサージしたりするのは避けてください。
2週間〜1か月:組織が整い始める時期
赤みや腫れはほぼ落ち着き、肌の土台が整い始めます。凹凸の印象が柔らかくなったと感じる方もいますが、効果の実感には個人差があります。この時期は、内側から組織が再構築される過程のため、外側からのケアよりも、睡眠や食事といった生活習慣のコンディションが影響すると言われています。
※ダウンタイムは5〜14日が目安で、赤みは3〜10日、腫れは1〜7日続くとされています。深い瘢痕では内出血が出ることがあります。
注意点・向いていない人
トライフィル(Trifill Pro)は、すべての方に適した施術ではありません。妊娠中・授乳中の方、ケロイド体質の方、注入部位に活動性の感染や炎症がある方、出血傾向のある方は施術を受けられません。
また、赤みの原因が瘢痕ではなく、血管拡張や色素沈着が主である場合は、トライフィル(Trifill Pro)だけでは変化を感じにくいことがあります。この場合、レーザー治療など他の選択肢を併用することも考えられます。
施術後は、注入部位の硬さやごわつきを一時的に感じることがあります。これは組織が再構築される過程の反応ですが、不安がある場合はクリニックに相談してください。また、ダウンタイム中は紫外線対策や保湿をしっかり行い、肌への負担を最小限にすることが大切です。
※禁忌事項に該当する方、血管拡張や色素沈着が主な原因の赤みには、他の選択肢を検討することもあります。
併用される他の選択肢
ニキビ跡の赤みには、瘢痕の深さや赤みの原因に応じて、複数の選択肢を組み合わせることもあります。
ダーマペンは、微細な針で肌に穴をあけ、肌の再生を促す方法です。トライフィル(Trifill Pro)が瘢痕の癒着を物理的に剥離するのに対し、ダーマペンは表皮〜真皮浅層の再生を促すため、軽度のニキビ跡や肌のキメに向いています。詳しくは【キメの乱れにダーマペンは効く?】経過・ダウンタイムと効果の目安で解説しています。
他にも、サブシジョンと呼ばれる選択肢もあります。瘢痕の癒着を針で切断する方法で、トライフィル(Trifill Pro)と似た目的を持ちますが、アプローチの仕方が異なります。
※施術の選択は、瘢痕の深さや赤みの原因によって異なります。クリニックで相談することをおすすめします。
よくある質問
Q1. トライフィル(Trifill Pro)はニキビ跡(赤み)に何回必要?
軽度のニキビ跡では1〜2回、深い瘢痕では3〜5回程度が目安とされています。瘢痕の深さや範囲、組織の再生具合によって回数は変わります。施術の間隔は4〜6週間あけることが一般的です。体感には個人差があります。Q2. 効果はいつから実感できる?
組織が整い始めるのは、施術後3〜4週間頃からと言われています。凹凸の印象が柔らかくなったと感じる方もいますが、赤みそのものが直接消えるわけではありません。効果の実感には個人差があり、複数回の施術で変化を感じる場合もあります。Q3. メイク・洗顔はいつから?
メイクは3日後から目安ですが、赤みや腫れの程度によってはもう少し待つ方が良いこともあります。洗顔は当日から可能ですが、注入部位を強くこすらないよう注意してください。施術部位以外のメイクは翌日から可能な場合もあるため、クリニックで確認してください。Q4. 悪化・副反応のリスクは?
内出血、腫れ、一時的な硬さやごわつきが起こることがあります。深い瘢痕では内出血が出やすく、黄色〜紫色の跡が1〜2週間残ることがあります。感染や炎症が起こることは稀ですが、施術部位に異常を感じた場合はすぐにクリニックに相談してください。Q5. 向いていない人は?
妊娠中・授乳中の方、ケロイド体質の方、注入部位に活動性の感染や炎症がある方、出血傾向のある方は施術を受けられません。また、赤みの原因が血管拡張や色素沈着が主である場合は、トライフィル(Trifill Pro)だけでは変化を感じにくいことがあります。レーザー治療など他の選択肢を併用することも考えられます。この記事を書いた人
AURINAS専門アドバイザー
美容医療と日常の美容習慣を結びつける専門アドバイザー。インナーケア、ダウンタイム管理、肌のコンディション設計をテーマに発信しています。 → プロフィールを見る
関連記事
- サーマクール(Thermage)の経過:赤み・腫れぼったさの目安
- 【キメの乱れにブレッシング(BLESSING)は効く?】経過・ダウンタイムと効果の目安
- 【ハリ不足にデンシティ(DENSITY)は効く?】経過・ダウンタイムと効果の目安
ダウンタイム中の過ごし方の参考に
施術後の数日〜数週間は、肌が普段より敏感になっている時期です。外側からのケアに加えて、睡眠の質、食事のバランス、めぐりといった「内側のコンディション」を意識する方が増えています。
AURINAS は、こうした「整える時間」に寄り添うインナーケアブランドとして設計されました。混ぜない美学、引き算の発想で、必要なものだけを届けます。 → AURINASについて
※体感には個人差があります。
