TCAクロスの経過:かさぶたはいつ取れる?

※最終更新日:2026年7月13日

TCAクロスの経過は、ダウンタイム3〜10日、赤みは1〜5日、メイクは2日後から再開できるのが目安です。点状のかさぶたは数日で形成され、7〜10日程度で自然に剥がれます。施術直後から肌は敏感な状態になるため、洗顔やスキンケアは低刺激を意識し、紫外線対策を徹底することで色素沈着のリスクを抑えられます。

TCAクロスの経過(当日〜10日)

TCAクロスは、高濃度トリクロロ酢酸(TCA)をクレーター(アイスピック型・凹みの深いニキビ跡)1箇所ずつにピンポイント塗布する施術です。意図的に真皮層まで化学的熱傷反応を起こし、創傷治癒シグナルで線維芽細胞を強制的に活性化、コラーゲン再生で凹みを底上げする仕組みで設計されています。

当日(施術直後)は、塗布箇所が白く変化し、その後徐々に茶褐色へと変わります。この白色反応はTCAが真皮層に作用している証です。施術当日の洗顔は、施術部位を避けて優しく行うか、クリニックの指示に従います。

1〜3日目は、塗布箇所に点状のかさぶたが形成されます。赤みは1〜5日間続く場合があり、腫れが出る場合も0〜2日程度です。痛みは0〜3日程度で落ち着くことが多いとされています。この期間は肌が特に敏感になっているため、刺激を与えないよう注意が必要です。

4〜7日目は、かさぶたが徐々に乾燥し、自然に剥がれ始める時期です。無理に剥がすと跡が残る可能性があるため、触らずに自然な経過を待つことが大切です。メイクは2日後から可能ですが、施術部位は避けるか、低刺激の製品を選びます。

8〜10日目には、ほとんどのかさぶたが取れ、ダウンタイムの終了目安となります。この段階で赤みや色素沈着が残っている場合もありますが、数週間〜数か月かけて薄くなっていくことが期待されます。

※ TCAクロスのダウンタイムは3〜10日、赤みは1〜5日が目安です。点状のかさぶたができやすいため、無理に触らず経過を見守ることが大切です。

点状のかさぶたの目安

TCAクロスでは、塗布箇所に限定した点状のかさぶたが形成されます。これは高濃度TCAによる化学的熱傷反応の結果であり、コラーゲン再生のプロセスが始まっている証です。

かさぶたの色は、最初の白色反応から茶褐色、濃い茶色へと変化します。1〜3日でしっかりとしたかさぶたになり、4〜7日で乾燥して端が浮き始め、7〜10日で自然に剥がれます。かさぶたの大きさは塗布箇所と同じく点状(針先程度)で、広範囲に広がることは通常ありません。

かさぶたが取れるタイミングは個人差がありますが、無理に剥がすと色素沈着や瘢痕のリスクが高まります。特に、濡れた状態やメイクオフの際に無意識に擦ってしまうことがあるため、洗顔やクレンジングは丁寧に行います。

かさぶたが取れた後は、薄いピンク色の新しい皮膚が現れます。この段階ではまだ真皮層の再構築が進行中のため、紫外線や摩擦といった刺激に敏感です。3〜6か月かけて徐々に周囲の肌と馴染んでいきます。

※ 点状のかさぶたは7〜10日で自然に取れるのが目安です。無理に剥がさず、自然な経過を待つことで色素沈着のリスクを抑えられます。

洗顔・メイクの注意点

TCAクロス後の洗顔は、施術当日から可能ですが、施術部位を直接擦らないことが重要です。低刺激の洗顔料を泡立て、泡で優しく包み込むように洗い、ぬるま湯で丁寧にすすぎます。タオルで拭く際も、押さえるように水分を取り、擦らないよう注意します。

メイクは2日後から再開できますが、施術部位は避けるか、低刺激のミネラルファンデーションなどを選びます。クレンジングも刺激の少ないミルクタイプやクリームタイプを使い、施術部位を擦らないよう丁寧にオフします。オイルタイプは刺激が強い場合があるため、ダウンタイム中は控えることが推奨されます。

スキンケアは、保湿を重視します。化粧水や乳液は低刺激のものを選び、施術部位を避けて優しくなじませます。かさぶたが取れた後も、新しい皮膚は敏感なため、アルコールフリー、無香料、無着色の製品が適しています。

日焼け止めは、施術直後から使用を推奨されることが多いです。紫外線は色素沈着の主な原因となるため、SPF30以上、PA+++以上の製品を選び、2〜3時間おきに塗り直します。ノンケミカル(紫外線散乱剤)タイプは肌への負担が少ないとされています。

※ メイクは2日後から可能ですが、施術部位は避けるか低刺激製品を選びます。洗顔とスキンケアは摩擦を避け、保湿と紫外線対策を徹底することが大切です。

色素沈着を防ぐコツ

TCAクロス後の色素沈着は、紫外線、摩擦、かさぶたの無理な剥離が主な原因です。これらを避けることで、炎症後色素沈着(PIH)のリスクを大幅に減らせます。

紫外線対策は、ダウンタイム中だけでなく、施術後3〜6か月間は徹底します。日焼け止めを毎日塗り、帽子や日傘を活用し、可能であれば直射日光を避けます。曇りの日や室内でも紫外線は届くため、油断せず対策を続けることが大切です。

摩擦を避けることも重要です。洗顔、スキンケア、メイクオフの際は、施術部位を擦らず、優しく触れるだけにします。タオルで拭くときも、押さえるように水分を取ります。無意識に顔を触る癖がある方は、意識的に手を離すよう心がけます。

かさぶたは触らないことです。かゆみや気になる見た目から触りたくなりますが、無理に剥がすと真皮層が十分に再生する前に露出し、色素沈着や瘢痕の原因となります。自然に取れるまで待つことが、最も確実な予防策です。

保湿も色素沈着予防に役立ちます。肌が乾燥するとバリア機能が低下し、炎症が長引く可能性があります。低刺激の保湿剤を使い、肌のコンディションを整えます。ビタミンC誘導体やトラネキサム酸配合の美容液は、クリニックの指示があれば使用可能です。

※ 色素沈着を防ぐには、紫外線対策、摩擦回避、かさぶたの無理な剥離を避けることが基本です。施術後3〜6か月間は継続的なケアが大切です。

よくある質問

Q1. TCAクロスのかさぶたは剥がしていい?

かさぶたは触らず、自然に剥がれるのを待ってください。無理に剥がすと、真皮層のコラーゲン再生が途中の状態で露出し、色素沈着や瘢痕が残るリスクが高まります。かさぶたは7〜10日で自然に剥がれるため、それまでは触らず、洗顔やスキンケアも優しく行います。

Q2. 赤みが残るのは?

赤みは1〜5日程度で落ち着くことが多いですが、個人差があります。かさぶたが取れた後も、新しい皮膚が薄いため赤みが数週間続く場合があります。紫外線や摩擦を避け、保湿を続けることで徐々に目立たなくなっていきます。長引く場合は施術を受けたクリニックに相談してください。

Q3. メイクはいつから?

メイクは2日後から再開できます。ただし、施術部位(かさぶたがある箇所)は避けるか、低刺激のミネラルファンデーションを薄く塗る程度にします。かさぶたが取れた後も、新しい皮膚は敏感なため、刺激の少ない製品を選び、クレンジングは優しく行います。

Q4. 跡が茶色いのは?

TCAクロス後に茶色い跡が残るのは、炎症後色素沈着(PIH)の可能性があります。紫外線や摩擦が原因で起こりやすく、通常は3〜6か月かけて薄くなっていきます。日焼け止めを徹底し、美白成分(ビタミンC誘導体など)配合のスキンケアをクリニックの指示に従って使用することで、改善が期待できます。

Q5. 日焼け止めはいつから?

日焼け止めは施術直後から使用を推奨されることが多いです。TCAクロスは真皮層に作用するため、紫外線による色素沈着リスクが高まります。SPF30以上、PA+++以上、ノンケミカルタイプの日焼け止めを選び、2〜3時間おきに塗り直します。施術後3〜6か月間は特に徹底してください。

この記事を書いた人

AURINAS専門アドバイザー
美容医療と日常の美容習慣を結びつける専門アドバイザー。インナーケア、ダウンタイム管理、肌のコンディション設計をテーマに発信しています。 → プロフィールを見る


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ダウンタイム中の過ごし方の参考に

施術後の数日〜数週間は、肌が普段より敏感になっている時期です。外側からのケアに加えて、睡眠の質、食事のバランス、めぐりといった「内側のコンディション」を意識する方が増えています。

AURINAS は、こうした「整える時間」に寄り添うインナーケアブランドとして設計されました。混ぜない美学、引き算の発想で、必要なものだけを届けます。 → AURINASについて

※体感や経過には個人差があります。


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