【フェイスラインのたるみに糸リフトはあり?】腫れ・引きつれの経過

※最終更新日:2026年5月6日

フェイスラインのたるみは、自分でケアしても変化を感じにくい悩みのひとつです。輪郭のぼやけや、横顔の印象が気になり始めた方も少なくありません。糸リフトは、吸収性の医療用糸を皮下組織に挿入し、物理的に引き上げながら周囲のコラーゲン産生を促すという選択肢の一つです。経過は腫れ3〜14日、メイクは翌日から目安。引きつれや内出血が出やすい施術のため、ダウンタイムの見通しを持っておくことが大切です。この記事では、糸リフトの仕組み、期待できる変化、ダウンタイムの具体的な経過を、客観的な数値とともにお伝えします。

糸リフトはフェイスラインのたるみにどう作用するか

糸リフトは、吸収性医療糸(PDO/PCL/PLLA等の素材から施設が選択)を皮下〜SMAS筋層付近に挿入する施術です。糸が物理的にたるみを支えると同時に、周囲組織を刺激してコラーゲン・エラスチン産生を促すと言われています。

使用される糸にはトゲ付きコグ糸(機種により)などがあり、素材により持続期間が異なります。PDOは半年〜1年、PLLAは1.5〜2年、PCLは2〜3年が目安とされています。施術は局所麻酔下で行われ、細い針で糸を挿入していく方法が一般的です。

フェイスラインのたるみに対しては、顎のライン、頬の下垂、マリオネットライン付近など、気になる部位に合わせて糸の本数や挿入角度を調整します。物理的な引き上げ効果は施術直後から感じられることがありますが、組織への刺激によるハリ感は数週間かけて現れるとされています。

※ 糸リフトは皮下〜SMAS筋層に糸を挿入し、物理的な支えとコラーゲン産生の刺激という2つの作用を持つ施術です。

期待できる変化と回数の目安

糸リフトによるフェイスラインの変化は、施術直後の物理的な引き上げと、数週間かけて現れる組織の引き締まりの2段階で感じられると言われています。個人差はありますが、輪郭のシャープさ、横顔のライン、フェイスラインのもたつき感に変化を感じる方がいます。

回数の目安としては、1回の施術で4〜8本程度の糸を使用することが多く、たるみの範囲や深さによって本数は調整されます。効果の持続期間は使用する糸の素材によって異なり、PDOで半年〜1年、PLLAで1.5〜2年、PCLで2〜3年程度とされています。

効果を維持したい場合は、糸が吸収される前に追加の施術を検討する方もいます。ただし、組織への負担を考慮し、施術間隔は3〜6ヶ月以上空けることが推奨されています。変化の実感には個人差があり、たるみの程度や組織の状態によって結果が異なることを理解しておくことが大切です。

※ 糸リフトの効果は素材により半年〜3年程度が目安とされ、変化の実感には個人差があります。

経過とダウンタイム

糸リフトのダウンタイムは、全体で3〜14日が目安とされています。腫れは3〜14日、痛みは1〜7日、内出血は0〜7日程度続くことがあります。メイクは翌日から可能とされていますが、施術部位を強く触ったり圧迫したりすることは避けるよう指示されます。

当日〜3日目
施術直後は、糸を挿入した部位に腫れや引きつれ感が出やすい時期です。表情を動かしたときに違和感を感じる方もいます。内出血が出た場合は、針の挿入点周辺に赤紫色の斑点が現れることがあります。痛みは鈍痛程度のことが多く、処方された鎮痛剤で対応します。この時期は表情を大きく動かさず、横向き・うつ伏せ寝を避け、仰向けで過ごすことが推奨されます。

4日目〜1週間
腫れは徐々に引いていきますが、まだ引きつれ感が残ることがあります。内出血は薄くなり始め、メイクでカバーできる程度になることが多いです。痛みはほぼ落ち着き、日常生活への支障は少なくなります。ただし、大きく口を開ける動作(あくび、大笑い)や、硬いものを噛む動作は引き続き控えるよう指示されることがあります。

2週間〜1ヶ月
腫れや引きつれ感はほぼ治まり、糸が組織に馴染んでくる時期です。表情の違和感もなくなり、自然な動きができるようになります。この頃から、コラーゲン産生による引き締まり感を実感し始める方もいます。施術後1ヶ月を過ぎると、定期的な経過観察のために受診することが一般的です。

※ 糸リフトの腫れは3〜14日、引きつれ感は1〜2週間が目安です。表情を大きく動かさず、仰向けで過ごすことが推奨されます。

注意点・向いていない人

糸リフトは、妊娠中・授乳中の方、ケロイド体質の方、出血傾向のある方、活動性の感染がある方には適さないとされています。また、糸素材(PDO/PCL/PLLA)にアレルギーの既往がある方も受けられません。施術前には医師による問診とリスク説明を受けることが推奨されます。

施術後の注意点として、糸が挿入されている期間中(特に最初の1ヶ月)は、顔のマッサージ、歯科治療での大きな開口、激しい運動、サウナや長風呂などを控えるよう指示されることがあります。これらの行為は、糸の位置がずれたり、組織への刺激が強くなったりするリスクがあるためです。

また、糸リフトは物理的な引き上げ効果がある一方で、大幅なたるみや深いシワには限界があると言われています。皮膚の余剰が大きい場合や、骨格レベルでのリフトアップを希望する場合は、切開フェイスリフトなど他の選択肢が検討されることもあります。どの施術が自分に合っているかは、医師との相談のもとで判断することが大切です。

※ 糸リフトは妊娠中・授乳中、ケロイド体質、出血傾向、糸素材アレルギー既往のある方には向いていません。施術後1ヶ月は顔のマッサージや激しい運動を控える必要があります。

併用される他の選択肢

糸リフトと併用されることがある他の選択肢として、HIFU(医療ハイフ)があります。HIFUは超音波エネルギーを使って真皮層〜SMAS筋層を引き締める選択肢で、糸リフトの物理的な引き上げとは異なるアプローチで輪郭にハリを出すと言われています。ダウンタイムが比較的短く、メイクも当日から可能なため、糸リフトの前後に組み合わせる方もいます。
【フェイスラインのたるみにHIFU(医療ハイフ)はどう?】効果が出るまでの経過

また、ゴウリ(GOURI)やプロファイロと呼ばれるスキンブースター系の選択肢も、たるみに対する別のアプローチとして注目されています。これらは注入により皮膚内部の水分保持やコラーゲン産生をサポートするとされ、糸リフトのような物理的な引き上げではなく、肌質そのものを整えることで輪郭の印象を変える方法です。施術の組み合わせや順序については、医師に相談しながら計画を立てることが推奨されます。

※ 糸リフトは物理的な引き上げ、HIFUは熱による引き締め、スキンブースター系は肌質改善と、それぞれ異なるアプローチです。

よくある質問

Q1. 糸リフトを受けたことは周囲にバレますか?

施術直後〜1週間程度は腫れや引きつれ感があるため、表情の違和感や顔の輪郭の変化に気づかれることがあります。内出血が出た場合は、メイクでカバーしても赤紫色の斑点が透けて見えることもあります。2週間を過ぎると腫れは落ち着き、自然な表情に戻るため、日常生活での違和感は少なくなると言われています。ダウンタイム中の予定調整を考慮することが大切です。

Q2. 糸リフト後、口が開けづらいことはありますか?

施術直後〜数日間は、糸が挿入された部位に引きつれ感があり、大きく口を開ける動作(あくび、大笑い、硬いものを噛むなど)で違和感や痛みを感じることがあります。通常は1〜2週間で組織が馴染み、違和感は軽減されます。施術後1ヶ月は、顎や頬に負担がかかる動作を控えるよう指示されることが一般的です。

Q3. 糸リフト後の仕事復帰はいつから可能ですか?

デスクワーク中心の場合、翌日から仕事復帰する方もいますが、腫れや引きつれ感が気になる場合は3〜5日程度休む方もいます。人前に出る仕事や接客業の場合は、内出血のリスクや表情の違和感を考慮し、1週間程度の余裕を持つことが推奨されます。メイクは翌日から可能ですが、施術部位を強く触ることは避ける必要があります。

Q4. 糸リフトの効果はどれくらい持続しますか?

使用する糸の素材により異なります。PDOは半年〜1年、PLLAは1.5〜2年、PCLは2〜3年が目安とされています。糸が体内で吸収された後も、刺激されたコラーゲン・エラスチンによる引き締まり感が一定期間残ることがありますが、完全に元の状態に戻るわけではありません。効果を維持したい場合は、糸が吸収される前に追加の施術を検討する方もいます。個人差があります。

Q5. 糸リフトの失敗例はありますか?

報告されている例としては、糸の位置がずれて凹凸が目立つ、左右差が出る、引きつれ感が長期間続く、感染や炎症が起きる、糸が皮膚表面に浮き出る、といったことがあります。これらは施術者の技術や、術後の過ごし方、体質などが影響すると言われています。リスクを最小限にするためには、経験豊富な医師に相談し、術後の指示を守ることが大切です。万が一トラブルが起きた場合は、速やかに施術を受けたクリニックに相談してください。

この記事を書いた人

AURINAS専門アドバイザー
美容医療と日常の美容習慣を結びつける専門アドバイザー。インナーケア、ダウンタイム管理、肌のコンディション設計をテーマに発信しています。 → プロフィールを見る


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ダウンタイム中の過ごし方の参考に

施術後の数日〜数週間は、肌が普段より敏感になっている時期です。外側からのケアに加えて、睡眠の質、食事のバランス、めぐりといった「内側のコンディション」を意識する方が増えています。

AURINAS は、こうした「整える時間」に寄り添うインナーケアブランドとして設計されました。混ぜない美学、引き算の発想で、必要なものだけを届けます。 → AURINASについて


※体感には個人差があります。


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